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株式会社アストコ > ブログ > 自分の気持ちの伝え方 発達障害のある方へ「アイメッセージ」のすすめ
2017年04月13日

自分の気持ちの伝え方 発達障害のある方へ「アイメッセージ」のすすめ

日常生活において自分の気持ちを伝える場面は多々ありますが、伝え方が難しいと感じる方もいらっしゃると思います。
発達障害の方が人とのコミュニケーションをどのようにとればいいか悩んでいらっしゃる、というお話をよく聞きます。
なかなかご自身の気持ちを上手く伝えられず、フラストレーションが溜まってしまった、というご経験はありませんか?

 

相手に対して発言する際、何気ない一言で相手を怒らせてしまったり、悲しませてしまったり、自分も嫌な思いをしてしまったり。。。
発達障害のある方に限らず、どなたでも、ご経験があるのではないでしょうか。

 

『I message(アイメッセージ)』『You message(ユーメッセージ)』について

 

ここでは、「I message(アイメッセージ)」「You message(ユーメッセージ)」という考え方についてご紹介します。
アイメッセージは、主語に『私』をつけて話すことです。反対に、主語に『あなた』をつけて話すことが、ユーメッセージです。

例えば、相手の行動に対し、改善してほしいことがあった際、
ユーメッセージ→「(あなたが)もっと仕事を手伝ってよ」
アイメッセージ→「(私は)もっと仕事を手伝ってくれると嬉しいな」

ユーメッセージ→「(あなたが)そんな言い方しないでよ」
アイメッセージ→「(私は)その言い方を言われて悲しくなる」

ユーメッセージ→「(あなたは)早くしてよ」
アイメッセージ→「(私は)もう少し急いでくれると助かる」

アイメッセージとユーメッセージを比べてみて、いかがでしょうか。アイメッセージで伝えると、言葉の印象がずいぶん違いますね。
アイメッセージは相手に自分の気持ちを伝えているだけで、相手を批判したり強制したりしていないため、相手に受け入れてもらいやすいのです。

一方、主語を『あなた』にするユーメッセージは、批判的な発言になりやすいため、注意が必要です。
ユーメッセージは、相手に対し、つい感情的になってしまうとき発せられる傾向にあります。エスカレートすると、お互い嫌な思いをする結果につながりかねません。

発言に悩んだ際、ぜひアイメッセージについて思い出してみてくださいね。
相手との良好な関係を保ちながら自分の気持ちを伝えるのに、役に立つかもしれません。